あだし野念仏寺@京都

  • 800年頃、弘法大使によって土葬が持ち込まれ、風葬によって荒れ果てていた遺骨を埋葬するために建立。
  • 法然の常念仏道場となり、浄土宗に改宗。
  • 本堂・庫裏は正徳2年(1712年)寂道和尚によって復興。

赤い霊柩車ってご存知ですか?
番組視聴率低迷が話題となる現代であっても、放送されれば高視聴率を獲得する山村美沙サスペンスを代表するシリーズのこと。
番組オープニングで片平なぎささんが演じる主人公明子さんがナレーションをするあのお寺、あだし野念仏寺へ行ってきました。
以前、付近の祇王寺までは行っても寺の由来を理由に同行者に訪問を拒否されたことから、不謹慎だけど一種憧れの念を持っていました。
遂に念願叶っての訪問です。

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受付で拝観料を払って境内へ。境内へ入ってすぐ無数の石仏が広がっていました。
八千体程あるこれらの石仏は、化野一帯に葬られた人々のお墓。明治時代中期、地元の人々によって、極楽浄土で阿弥陀仏の説法を聴く人々になぞらえて配列されたそう。
科学が進んでいない当時、呪いとか祟りと決して気持ちの良い作業ではなかったはずなのに、無縁仏を哀れみ極楽浄土を見せようとする心遣いには、ただ尊敬。

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石仏が置かれてある西院の河原は本当に静か。音がない静かさではなく、「無」といった感覚。
よく”背筋がゾゾッと・・・”なんて言う人もいるけど、きちんと供養されてますからね。 非科学的なものは感じませんでしたよ。

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竹林を上がると六面体地蔵が祀ってあるとのことだったので上り始めたものの、京都の真夏の昼下がり。自然と竹林を上る足がゆっくーりに。
写真では涼しそうに見えるけど、全く涼しくありません。むしろ風が遮られて暑い暑い。
折角来たけど、六面体地蔵も「見た!」っていう程度で引き返してしましました。

やっぱり京都へ来るのは少し寒いくらいの頃が一番良いかなーと思った京都日帰り旅でした。

他の寺院に比べると比較的落ち着いて参拝できます。暑さなんてもろともしない!と言った感じの外国人観光客が圧倒的でしたが。
華西山 東漸院念仏寺(浄土宗)
京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
075-881-9800