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瑞龍寺@岐阜

  • 応仁2年(1468年)、禅僧斎藤妙椿によって、主君の土岐成頼の菩提寺として建立。
  • 慶長5年(1600年)、岐阜城攻めの際に焼失。
  • 平成10年(1998年)、土屋禮一画伯による障壁画、「蒼龍」「瑞龍」が完成。
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岐阜梅まつりの期間中だけ本堂が公開される、瑞龍寺へ来ました。
梅林公園からは商店街を歩いて10分ほど。 年に二回しか公開されないということで、境内はもちろん、周辺の道路にまで人で溢れていました。

小心者なので、人が多いとなんとなく写真を撮るのを遠慮しちゃうんですよね。 参道の賑わっている雰囲気とか写真に撮ればよかったと思ったところで時既に遅し。
山門からいきなり本堂の紹介です。

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”瑞龍寺専門道場”と書かれた門を潜って本堂へ。

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本堂と僧堂の間ある梅が抜群に見頃で、写真を撮る人達のちょっとした順番待ちができていました。
自撮り棒を使って写真を撮る若いカップルとか…初々しいですね。

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本堂内での写真は控えましたが、部屋の奥の壁面に禅寺らしい龍の障壁画があります。
暗闇からギョロリと睨む龍の目が、墨の黒色と紙の白色のみで表現されているとは思えないほど強烈な鋭さで描かれていました。
反射的に「怖い」と思うような、でも目を閉じれば今でも脳裏に浮かぶほど印象的な画を見たのは初めてです。

描いたのは日本画家の土屋禮一画伯。これ以上ないほど立派な来歴をお持ちの、まさに日本画の巨匠。
アカペラグループRAG FAIR土屋礼央さんはご子息なんですね。
芸術的センスの欠片もない私にとっては眩しすぎる御一族で。

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臨済宗妙心寺派の瑞龍寺は、総本山である妙心寺と同様、複数の塔頭※にて構成されています。
多くは非公開となっていて、入口には柵が設けられていました。
柵がない塔頭へはちょっとだけお邪魔してみました。

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塀で囲まれた静かな塔頭内で一人、参道から聞こえてくる人の声を聞いていると、まるで浮世から俗世を伺っているかのような不思議な錯覚が起きました。
誰にも気づかれないように何か悪戯をしているような気分でもあったり。 ちょっと楽しい。

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そんな私の様子を、塀の上から鳥に見られていたようです。

※寺を護る僧侶や家族が住む個別の寺院。

第一、第三日曜日朝6時より、僧堂にて座禅会が開催されています。
金寶山 瑞龍寺(臨済宗)
岐阜市寺町19番地
058-246-2497
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